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満天の星空を見に行こう!星景写真の撮り方&レタッチ方法〜持ち物編〜

写真講座

前回の事前準備編に続いて今回は、星の撮影に必要な持ち物をご紹介します。

事前準備編についてはこちら

星を撮るために必要な持ち物

・カメラ(できれば一眼レフやミラーレス一眼)

・レンズ(なるべく広角で明るいレンズ)

・SD(MicroSD)カード

・三脚(安定しやすい重さ・サイズ)

・防寒具

まずは、最低限これだけあれば星の撮影ができます。

カメラ

当然写真を撮るためにはカメラが必要です。日中の撮影ではスマホでも簡単にキレイな写真が撮れる時代ですが、星の撮影には暗くてもより細かい光を取り込める一眼レフやミラーレス一眼(以降まとめて一眼カメラと表記)が必要になります。

カメラにもたくさんの種類があって、今ではNikonのD850Z7、SONYのα7シリーズなど魅力的な機器が勢揃いしていますが、これらは安くても20万〜30万円ほどとかなり高価なものなので、初めのうちは安くてコンパクトなもので十分です。

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写真の撮影に慣れて、よりこだわった撮影をしたいなと思い始めたらグレードアップをしてみましょう。

レンズ

時々カメラとレンズは一緒になっていると思っている方がいますが、一眼カメラは本体とレンズが分かれていて、撮影に適したレンズに取り替えることができます。

これが一眼カメラの醍醐味で、星の撮影時には、より明るくて画角が広い広角レンズを使うと撮影しやすいです。初心者向けの入門機の一眼カメラには、ほとんどレンズとセットで売っているいるものが多いので初めはそれで十分です。

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メディア、SD(MicroSD)カード

カメラに写真を保存するためにはメディアが必要です。ほとんどのカメラはSDカードが使えますが、たまにMicroSDやその他の規格のものもあるので、自分のカメラにあったメディアを用意しましょう。

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三脚

日中の明るい環境での撮影と違い、星の光しかないような真っ暗な環境での撮影時には、カメラのシャッター速度を遅くしてより多くの光を取り込まなければいけません。

通常星の撮影ではシャッター速度を10秒〜15秒くらいに設定します。手持ちで全く手ブレさせずにそれだけの時間撮影するのはまず不可能です。そこで三脚が必要になるのです。

三脚は撮影時にカメラをしっかり固定できるくらいの重さがあるものを選びましょう。入門機くらいのカメラであれば、最大積載量が1.0〜1.5kgのものであれば問題ありません。

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防寒具

さて、ここまで揃えたらいよいよ星の撮影準備が整いました。最後に要注意なのが、防寒具。

星の撮影には標高の高い山風の強い海などへ行くことが多いので、時期や場所によってしっかりと防寒具を用意しておきましょう。自分が思っているよりプラス1〜2枚予備を持っていくくらいでちょうどいいです。

自分はあまりにも寒すぎて撮影どころではない!なんて状況に何回もあってますw

せっかく色々準備してきたのに楽しめなければもったいないので、服装もしっかりケアしてください。

あったら便利なアイテム(上級向け)

以上が最低限必要な持ち物ですが、慣れてくるとあったらいいなと思うものがいくつかあります。より快適に撮影をするためにあったら便利なアイテムをご紹介します。

・レリーズ

・モバイルバッテリー

・レンズヒーター

・予備バッテリー

レリーズ

レリーズとはカメラのシャッターボタンとは別に離れたところからシャッターを切るためのアクセサリーで、カメラに直接触れないのでよりブレずに撮影できるメリットがあります。

カメラに直接コードを挿すタイプとWi-fiやBluetoothでスマホとつないでアプリで遠隔操作するタイプがあります。自分も一緒に写したい場合は遠隔、インターバルなどの連続撮影時にはコードタイプとそれぞれ撮影環境にあったものを選びましょう。

もちろんアプリは無料なので、それで足りれば無理に買う必要はありません。

モバイルバッテリー

これは次に紹介するレンズヒーターを使う場合は必須です。そうじゃなくともスマホの充電など色々使い勝手がいいので、あって困ることはりません。特に寒いところではスマホのバッテリーがなくなりやすいので、一つ持っておくと安心です。

レンズヒーター

あまり聞いたことがないかもしれませんが、冬や極寒の地域で撮影する際には手放せない優秀アイテムです。レンズは車など暖かいところから急に寒い外に出すと表面が曇ってしまいます。曇ったレンズで撮影すれば、当然霞んだりひどい時は画面がほとんど曇った写真になってしまいます。

撮影時の気温が0℃を下回るような環境での撮影時には持ち合わせることをオススメします。

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予備バッテリー

星の撮影に慣れてくると連続撮影や長時間の撮影をするようになってきます。自分は2〜3時間当たり前に撮影しているので、予備バッテリーも2,3個常備しています笑

そこまでは必要ありませんが、いざ撮影するときに充電し忘れてた!なんてこともありますので1つや2つ予備バッテリーを持っておくと撮影時にも困らないと思います。

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以上、星空撮影時の必要な持ち物のご紹介でした!

いかがだったでしょうか。

星を撮るときの参考に、また純粋に天体観測を楽しんでいただける方が少しでも増えたら良いなと願っております。

次回はいよいよ撮影の設定や撮影時のポイントについて紹介いたします!

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